仕事の都合で最後の1時間だけになってしまいましたが、第3回新潟古楽フェスティバルを聴いてきました。
フェスティバル全体としては、午後3時に始まり、第1部…古楽名曲アラカルト、第2部…レクチャーコンサート「フレンチVSイタリアン」チェンバロの秘密をさぐる …ときて、午後6時から第3部…多声音楽への招待「ルネサンスからバロックへ」という流れでした。その第3部だけ聴いたというワケです。
その第3部は、斉唱(ハーモニーじゃない)の世俗曲「ロム・アルメ」に始まり、そこにほかのメロディを重ねて美しい響きを導きだしたジョスカン・デ・プレのミサ「ロム・アルメ」、ウィリアム・バード、ヘンリー・パーセルと続き、最後はJ.S.バッハのミサ曲ロ単調「我らに平和を与えたまえ」でした。
正直言うと、最初のモノフォニー→ポリフォニーのあたりが、普段聴く機会が少ないので新鮮に感じましたね。チェンバロなどの響きもいいのですが、きらびやかな音を出すチェンバロはCDなどで聴く音とそんなに変わらないような気がして…。その点、合唱や多人数での合奏は、その場に居合わせないとわからない(CDでは感じられない)「響き」というか、「空気」のようなものを感じることができました。だから「来て良かった」と思いました。
チェンバロのあたりで「中だるみ」してしまったのは、演奏者のウデやプログラム構成が悪いのではなく、単にワタシがその日仕事で、まちを歩き回ったり、自転車で全力疾走を繰り返したりした疲れが出てしまったためと思われます。なので、ふつーに聴きに行った皆さんにとっては、極上のプログラムだったことでしょう。その証拠に、「これにて全てのプログラムを終了させていただきます(=「アンコールはやらないよ」宣言?)」と挨拶があっても、なかなか拍手が鳴り止みませんでしたからね。
※これらの写真は、休憩時間などに撮影したものです。